済州島・龍頭海岸(ヨンモリ海岸):駐車地獄さえ抜ければ絶好の写真スポット
龍頭海岸(ヨンモリ海岸)は、少しでも波が高かったり風が吹いたりすると入場できなくなる。でも幸いなことに、今日は天気が良くて開放されているらしい。急いで車に乗って龍頭海岸へ向かったものの、波や風よりも過酷な「車の群れの中から駐車スペースを見つける」というミッションをこなさなければならなかった。
ここの観光地が龍頭海岸だけならまだしも、目の前には山房山(サンバンサン)もあるので、とにかく人がたくさん集まる場所なのだ。人が集まる分、車が多いのも当然で、広い駐車場も満車になり、道端にも車がズラリと並んでいた。本当に運良く、4周ほど回ったところで目の前の車が出ていったので、すぐに駐車できたけれど、運転に不慣れな人にとってはまさに地獄だ。






チケットを買って中に入ると、なぜか船が一隻ある。龍頭海岸はハメル(17世紀に済州島に漂着したオランダ人)が漂着した場所らしく、それに関連する展示がされているのだ。『ハメル漂流記』を読んだことはないけれど、とにかくスヌン(大学修学能力試験)のために暗記したハメルなので、「おおっ!ハメル!!」と感激しつつ、あっという間に通り過ぎた。





龍頭海岸は、堆積層が見事に連なっている海岸だ。あちこちで写真を撮っている人たちが、不思議な形をした石の前で適当にポーズを決めながら歩いている。こんな風にただ歩くだけで楽しめる場所ではあるけれど、足元が滑りやすく、海側には安全柵などの設備が一切ないので気をつけなければならない。













天気が良くなければならないし、風もなくて、時間も合って、車を停める場所もあって……本当にいろんな条件が揃って初めて行けるのがこの龍頭海岸だ。写真をズラリと並べたところで、実際に行って見た時の感動は全く伝わらない。写真を撮ってすぐに見返しても、やっぱり自分の目で見る方がはるかに良いと感じるほど、その壮大さ、澄んだ海、奇妙な岩のどれ一つとして見逃したくない場所だ。
山房山と一緒に見て回るのが良いと言われているけれど、山房山は下から見上げるのが一番素晴らしいそうなので、膝の調子が悪くてしんどい思いをして歩きたくない人は、龍頭海岸だけを歩くのでも十分だと思う。