ロシア・モスクワ旅行:赤の広場で本物の共産主義者たちを見た日

赤の広場。元々は「美しい」という意味で使われていたが、共産主義の時代を経て、共産党の赤色が連想されるようになった広場。
午前に到着した時、赤の広場は完全に規制されていた。遠くから見ても共産党員たちの集会やお祭りのような集まりが行われていて、その勢いがすごい。後でロシアの友人に聞いた話だが、実際に私たちが想像するような独裁を賛美する共産主義者、特にソ連の復活を叫ぶ人々が集まるどころか、全員指名手配犯なので見つかり次第捕まるそうだ。共産主義者とソ連の復活を夢見る人の違いが何なのか、資本主義で生まれ育った私にはよく分からないが、赤い旗が翻る赤の広場と、グム百貨店に並ぶ買い物客たちがこの国の現在なのだ。


クレムリンの中を回って再び赤の広場に戻ってきた時には、すべての集会が終わり、立ち入りができる状態になっていた。道中にあるジューコフ将軍の銅像の前には、先ほどの集会の余韻が残っているのか人が多い。この国にとって幸運なことなのか不幸なことなのか分からないが、ソ連の旗を掲げ、ソ連の気概を取り戻したい人々が熱心に演説をしながら旗を振っていた。






広場に入って、赤の広場で一番見たかった、実際にレーニンの遺体を防腐処理したレーニン廟に行こうとしたが、今日は門が閉ざされていて見ることができなかった。本人の希望とは裏腹に故郷に埋葬されず、スターリンの命令によって剥製にされ、今まで昔の姿のまま眠っている。「レーニン主義者」という言葉を作った人の実際の姿を見たかったが、残念ながらその姿を見ることはできなかった。「こんにちは〜」と挨拶でも一度したかったのに残念だ。

少しくだらない話をすると、子供の頃から共産党は悪いもので民主主義が最高だと教育を受けてきた私のような人間にとっては、このすべての光景が不自然で不思議に感じられる。もちろん、今では民主主義の反対概念が共産主義ではないことも理解しているし、資本主義にも多くの問題があって、誰が誰を非難できる状況でもないことは分かっているが、それでもモスクワのあちこちにある共産主義の残滓は、まだどこか不自然に感じられる。だからこそ、さらにこの国を理解したくてレーニンが気になっていたのだと思う。たとえそれが遺体であったとしても。
私たちが受けた間違った初等教育の一つが「共産党は悪くて民主主義が最高だ」という部分なのだが、すべての国家は自分たちのことを民主主義だと言っている。北朝鮮でさえも。「共産党が嫌いです」という言葉から出てくる共産主義の正確な反対概念は資本主義だ。民主主義の反対概念は独裁だ。ソ連の問題点は、共産主義のためには独裁でも構わないというような発想(ベリンスキー)だ。だからといって、共産主義はどうせ独裁になるのだから全部ぶっ壊してしまえというバクーニンも問題だが…。
マルクス主義に正しく従わず、社会主義の基盤から敷こうとしたレーニンと、資本主義から社会主義に移行しない北欧を除くヨーロッパ諸国。(移行する気もなかっただろうが)結局、どちらも生まれながらに抱えていた問題がどんどん大きくなり、一方は失敗したと結論づけられ、もう一方も深刻な問題によって頭を悩ませている現在を見ると、果たして昔あんなに消耗的なイデオロギー戦争をする必要があったのかと考えさせられる。特に、イデオロギーという美名の下に半分に引き裂かれてしまった国家に住む一人として、本当に昔の人々は消耗的に生きていたのだなと思う。まあ結局は全部〜自分が一席設けようとわざとやったことだから、必ずしも消耗したとは言えないかもしれないけど。

赤の広場に来て、実際の赤い勢力たちを見ると、昔のモスクワに来たような気がする。威圧的な様子ではなく、一種のパフォーマンスのように見えた。
経費 1人基準 / 2人の場合もあり
- 朝食 シャシリク、プロフ 250RUB
- 昼食 ムームー 820RUB
- クレムリン 500RUB
- 聖ワシリイ大聖堂 2人分 700RUB
- 夕食 サラダ、パン、ソース 300RUB、チキン 125RUB、シャシリク 126RUB、イクラ 100RUB、ウォッカ 400RUBのうち 251RUB
総経費 2,521RUB
旅行総経費 525,936KRW + 21,012RUB + $53.16