ロシアへ出発!ハバロフスク空港での入国審査とイルクーツクへの乗り継ぎ

今回の旅行は17日以降の予定が決まっていないため、帰りの航空券がない。どうにか予測して帰りのチケットを取ろうとしたが、どこへどう転ぶか分からない日程なので、彼女がモスクワに到着してから決めることにした。ちなみに、なぜこんなに悩んでいるかというと理由はこうだ。航空会社で働く彼女とできるだけ一緒に旅行しようと考えたのだが、航空会社の社員用チケットは、いつどんな空席が出て乗れるかが不確実なのだ。だからモスクワに来ることを試みるだけで、確実に来られるわけではない。もし彼女が来られなければ、同行者のスンジュン兄さんと一緒にサンクトペテルブルクへ移動し、来られればモスクワにもう少し滞在するつもりだ。こんな分岐点が2回発生する予定で、1つはモスクワ、もう1つは6月2日から4日まで滞在する、まだ見ぬどこかの街だ。退職者の余裕だからこそできる無計画なプランである。
ところが、いざ出発しようという段になって別の問題が浮上した。色々なブログやネット掲示板を見てみると、帰りのチケットがないとロシアへの入国を拒否される可能性があるというのだ。特にネットの書き込みには、帰りのチケットがないと入国制限されると脅すような内容がかなり多い。とはいえ、どれも「自分が行った国がそうだったからロシアもそうだろう」というような無責任なものばかりだ。こういうコメントは本当にイライラする。 実際に島国などではこういうことが起きるらしいし、ロシアでも経験したというコメントを見ていると、出国の日が近づくにつれてどんどん不安になってきた。かといって、適当な場所を決めて無理やり入国するためだけにチケットを買うのも馬鹿げているので、結局行きのチケットだけを買ってロシア行きの飛行機に乗り込んだ。そうしたら、いつも喧嘩ばかりしている左脳と右脳が同時に「ハバロフスク空港に着いたら大使館の人を呼べばいいか」という、事実上なるようになれという結論を導き出した。飛行機に乗り込みながら、すでに追い出される場面を頭に思い描くなんて初めてのことだ。
オーロラ航空
ロシアで入国不可になるかどうかはさておき、仁川(インチョン)空港を全力疾走して締め切り時間にギリギリで飛び乗った、しかもこれが初めてではない本当にのんびり屋で怠け者の私がロシアに向けて出発した。
今回ロシアへ向かう個性強めな飛行機について説明しておこう。予約はすべてアエロフロートで行ったが、実際の機体はコードシェア便のオーロラ航空だ。生まれて初めて聞く航空会社だったので、セブパシフィック航空のようにご飯も水も全部買わなければならないと予想していたが、セブ航空はシートベルトも買わなきゃいけないのかと思ったほどだ思っていたよりずっと良いサービスを提供する航空会社だった。食事をわざわざお金を出して買う必要もないし、ランチボックスの内側には素敵な自然の風景がプリントされていて、ご飯を食べながら自然を想像させてくれる。アエロフロートに乗った人たちの共通の不満の一つである「不親切さ」も特に見当たらない。もちろん「Welcome aboard」と言う時に口角の片方だけが上がる。両方の口角を上げることはロシアのプライドが許さないのだろう。 食事も魚と肉の両方を食べてみたが、どちらもなかなかいける。ただ、特筆すべき点であり、私のようなお酒好きにとっては非常に大きなデメリットが一つある。ワインであれビールであれ、お酒を一滴もくれないのだ。もちろん、持ち込んだお酒も一切飲むことはできない。

ハバロフスク到着
ハバロフスクに到着し、ついに運命の時間がやってきた。果たして私の旅行はここで引き返し、たった2つの記事だけを残して終わるのか、それとも戦ってでも勝利の報告を響かせるのか。絶体絶命の瞬間が訪れた。バリ島の入国審査台以来、最もこぢんまりとしたハバロフスク空港の入国審査台に立ち、全く緊張しておらず焦ってもいないふりをして入国審査を受けた。頭の中で「私は大丈夫。何も問題ない」と繰り返し、無理に笑顔を作って審査官にパスポートを渡し、「ハロー〜」ととても明るい声で挨拶した。そんな私の努力には見向きもせず、笑顔のない2回の睨みつけと、書類にサインしろという「Here, Here」だけであっけなく終わった。むしろ私の方が「Done?(終わり?)」と聞いてしまったくらいだ。それでも一応あんたの国に来たんだから、なぜ来たのかくらいは聞くべきじゃないのか? さらに、どこの国に行っても必ず書かなければならない面倒な出入国申請書の作成もないし、出入国カードを受け取りはするが いつも良心と戦わされる税関申告書の作成もない。申告するものがあれば「申告あり」のゲートに出ればいいのだが、果たしてソ連崩壊後、そのゲートを通った人が何人いるのか気になるほど無意味なゲートだ。おまけに、大抵1リットルに制限されている酒類の持ち込みも、ロシアでは公式に他国の2倍の2リットルだ。さすが強力なウォッカの国である。

笑わないだけで誰も引き止めないシンプルな入国審査を経て、最初の目的地であるイルクーツクへ向かうため、国内線に乗り換えなければならなかった。ゲートを抜けて空港の構造を見てみると、国際線と国内線はそれぞれ別の建物になっていた。束草(ソクチョ)ターミナルのような小さな空港で両方やったら、乗客ではなく空港職員がテロを起こしそうな雰囲気ではある。 当然ロシアは初めてで、キリル文字の解読など到底不可能な目明き千倉の2人のうち、行動力のあるスンジュン兄さんが案内係に道を尋ねた。
「Go straight 200m, turn right, turn left.」
本当に愛想笑い一つなく、いかなる無駄な美辞麗句もない道案内を受けた。驚くべきことに、その通りにすると国内線ターミナルが現れたのだ。



私が見た国内線ターミナルは、国際線よりもはるかに面白かった。まず空港の中に入ると、まるで森に来たかのように鳥の鳴き声が聞こえる。「堅苦しい雰囲気を和らげるためにスピーカーで鳥の鳴き声を流しているんだな。ロシア人は笑わないけど、中身はすごく繊細なんだな〜」と思った瞬間、目の前に本物の鳥が見えた。飛び回っている本物の鳥だ。それも1、2羽が迷い込んで助けてくれとチュンチュン鳴いているのではなく、10羽くらいが完全に巣を作って住み着いていた。さらに驚くべきことは、一体なぜ建物の中に鳥がいるのかと不思議がっているのは、そしてパン屑を撒いて掃除のおばちゃんに怒られているのは外国人だけだという点だ。ロシアに来てまだ数時間しか経っていないのに、開いた口が塞がらない。

鳥の観察を終えて椅子に座り、次の飛行機を待っていると、ロシア人の女性2人が笑顔で私たちに近づいてきた。まだ時間は経っていないが、ロシアに来て初めて私たちに笑顔で近づいてきた人たちだ。私もスンジュン兄さんも笑顔で明るく「ハロー〜」と挨拶すると、さらに笑顔を浮かべながら、謎の何かをスンジュン兄さんに説明し始めた。なぜか疎外感を感じた私が後ろからこっそり広げられた本を見てみると、「道を知っていますか(韓国の怪しい宗教の勧誘文句)」に似たカルト宗教の人たちだった。ロシアにこういう部類の人たちがいるというのも驚きで笑えたが、これだけたくさんの人がいる中で、よりによってこの兄さんを選ぶとは。本当にこの兄さんは外国ではスーパースターだ。スーパー・カモ・スター
ハバロフスク国内線利用時のヒント
Wi-Fiに繋ぎたいなら、国内線ターミナル2階にあるビジネスラウンジのドアの前の近くに陣取るといい。そうすれば、ビジネスラウンジで使われているパスワードなしのWi-Fiを拾って使うことができる。Wi-Fiの名前は「b」から始まる。
そして、1階よりも2階の椅子の方がはるかにふかふかで快適だ。イルクーツク空港なら、今すぐ2階へ上がれ。
追加された出国前の経費
- お土産(シートマスク) 18,190ウォン
- 三脚 15,250ウォン(ポイントカード2万ウォン使用)
- 保険料 69,970ウォン
- タイムラプス用カメラアプリのインストール 15,000ウォン
合計 118,410ウォン
経費(1人あたり)
- ハバロフスク空港でのコーラ 80RUB
- 宿泊費 750RUB
- デンマークビール 150RUB
合計 980RUB
旅行の総経費 525,936ウォン + 980RUB