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サンクトペテルブルクの国立ロシア美術館:地元民と巡る名画の世界

2016-10-04 · 更新日: 2026-08-11 · 原文(韓国語)

この記事は韓国語のオリジナル記事をAIの支援で翻訳したものです。 韓国語の原文を読む →

目を覚ますと、幸い風邪は引いていなかったようだ。寝る前まではゾクゾクと寒気がしてかなり心配だったけど、お昼近くまでぐっすり眠ったら、風邪どころか体調は万全だ。昨夜、ティムールから「今日の昼、時間ある?ロシア美術館を案内するよ」と連絡があった。平日なのにどうやって時間をやりくりしたのか聞くと、昼休みの後に少し遅れて職場に戻ればいいらしい。ああ、羨ましい。ここの人たちは昼休みを自由自在に延ばせるんだな。

赤いモザイクタイルの壁の横にある灰色のエレベーターのドア
いくつかのサンクトペテルブルクの地下鉄駅のドアは鉄製だ

向かう途中で見た地下鉄の駅が本当に印象的だった。ソウルの地下鉄には透明なホームドア(自殺防止用)がもう一つあるが、サンクトペテルブルクは鉄の扉だ。あまりにも不思議で聞いてみたら、自殺防止用ではなく、水が溢れるのを防ぐためだという。冬になるとこの地域は雨季で、ものすごい量の雨が降るらしい。その時に水が流れ込まないように鉄の扉を作ったそうだ。一体どれだけ雨が降れば扉を鉄製にするまでに至るのか、想像もつかない。

白い柱と黄色い外壁が際立つ壮大な博物館の建物の前の広場を歩く人々

時間があまりないので、地下鉄に乗って急いでロシア美術館に到着した。ティムールが「君がチケットを買うと割引されないから、僕が君の分も買うよ」と言う。ついに明らかになった、ロシアの観光客用特別価格の存在だ。昨日のナイトツアーでも私は多めに払ったみたいだと言うと、たぶんそうだろうとのこと。なんだか納得できるような、でも少しイラッとするような、複雑な気分だ。

白黒で描かれた複数の人物が絡み合っているキャンバス画
ロシアを代表するサーカスのピエロ、パルミニ。ニクーリンのように自身のサーカス団を持っていた有名なピエロだ。

現在、ロシア美術館の特別展のテーマは「サーカス」だ。モスクワでニクーリン・サーカスに行けなくて残念だったけど、まさかここでサーカスの話を聞けるとは思わなかった。(ちなみに私はサーカスが好きだ)。色々な作品があった中でも、特に目を引く人物が一人いた。それが「パルミニ」だ。実は誰なのか全く知らなかったのだが、ティムールがとても上手に説明してくれたおかげで理解できた。ロシアの有名なピエロで、ピエロといえば彼の名前が挙がるほどだという。ニクーリンと並んでロシアサーカスのツートップと言えるほど名を馳せたそうだ。特に社会批判を込めたピエロのパフォーマンスで多くの尊敬を集めたらしい。そのせいか、パルミニに関する作品がひときわ多かった。

上の階から見下ろした美術館の展示室の内部と、絵を鑑賞したり椅子に座ったりしている来館者たち

ロシア美術館は、実際にロシアの人々が多く訪れる美術館だそうだ。エルミタージュ美術館は外国人に占領されていてゆっくり見学できないのに対し、ここは静けさが保たれており、自分のペースでじっくり鑑賞できるくらい人も少ない。ロシア人が芸術に強い関心を持っていることは本で読んで知っていたが、実際に美術館に多くの人が足を運び、隣にいるティムールでさえ作家や作品についてスラスラと語れるほど関心が高いことには本当に驚かされる。私が韓国の国立中央博物館に行ったとして、一体何を説明できるだろうか。それでも自分の生まれた国なのだから、少しは歴史を勉強して外国人にも説明できるようにならなきゃと強く思わされた。

芸術分野に携わっている人や絵を見るのが好きな人なら、エルミタージュよりもロシア美術館の方がはるかに快適で、しっかりと鑑賞できる。ロシア人作家の作品しかないが、マレーヴィチやカンディンスキーのように、芸術に無知な私でも一度は耳にしたことのある有名作家の作品が展示されており、訪れる価値は十分にあると思う。

美術品について私が語れることはないので、ここからはひたすら作品の写真を並べていく。見ていて印象に残った作品を中心に撮ったが、写真で見るとやはり迫力が落ちるのは否めない。あ!当然だが写真撮影は可能だ。ついでに言うと、イタリアやフランスの美術館はどうして写真を撮らせてくれないのか、なぜガラスで覆ってしまうのか理解できないと語るティムールを見て、もう驚かないつもりだったのにまた驚いてしまった。

白い服を着た髭を生やした老人と少年、背景に村と馬が描かれた油絵
エフセイ・モイセエンコ (Yevsei Moiseyenko)
宙に吊るされた人とその下で混乱して絡み合う群衆を描いた絵
イリヤ・プリヴディン (Ilva Privdin)
リンゴの木の下にいる祖母、少年、少女を描いた絵
ドミトリー・ジリンスキー (Dmitry Zhilinsky)、額縁の縁にまで絵が描かれているのが珍しい。
アーチ型の通路と彫像がある室内空間を歩く人々を描いた絵
ナタリア・ネステロワ (Natalia Nesterova)、モスクワにあるプロシャチ・レヴォリューツィ駅だ。
人々が長い列を作っている後ろ姿を描いた絵
アレクセイ・スンドゥコフ (Alexei Sundukov)、作品名はQueue(行列)。共産主義時代の配給を皮肉った作品らしいが、1952年、スターリンが権力を握っていた真っ只中にこれほどの度胸があったというだけでもすごいと思う。
椅子に座った少年とそのろに立っている女性を描いた肖像画
アルカディ・ペトロフ (Arkady Petrov)
青葉と花が茂る森の風景を描写した大型の油絵
ミハイル・ヴルーベリ (Mikhail Vrubel)
ガラスのショーケース内に展示された幾何学模様の陶磁器の食器セット
ガラスのショーケース内に展示された人型の陶磁器のチェスの駒
王族 vs 共産党のチェスの試合
ソファに座った女性とその横に立っている2人の子供を描いた絵
ピョートル・コンチャロフスキー (Pyotr Konchalovsky)
肩を組んで並んで座っている2人の少年のブロンズ像
パオロ・トルベツコイ (Paolo Trubetskoi)
赤ちゃんを抱いている男女と周囲の動物たちを赤い色調で描いた絵
パーヴェル・フィロノフ (Pavel Filonov)
戦場で負傷した兵士を支える別の兵士の姿を描いた油絵
クズマ・ペトロフ=ヴォトキン (Kuzma Petrov-Vodkin)
黄金色の麦畑に立っている髭を生やした農夫を描いた横長の油絵
アレクサンドル・ブブノフ (Alexander Bubnov)。作品に描かれているのはただの農民ではなく、共産主義のための戦争に参加して勝利を収め、土地を与えられて農業を営む豊かさを表現しているそうだ。
顔のない人物が黄色い服を着て立っている抽象的な絵
カジミール・マレーヴィチ (Kazmier Malevich)、あの有名なマレーヴィチ
直方体のブロックを階段状に積み上げて作った白い建築模型
カジミール・マレーヴィチ (Kazmier Malevich)
黒いトップスと緑のスカートを着た顔のない人物をシンプルに描いた絵
カジミール・マレーヴィチ (Kazmier Malevich)
顔がなく体が複数の色に分かれた2人の人物を描いた抽象画
カジミール・マレーヴィチ (Kazmier Malevich)
明るい背景に黒、青、黄色などの形や線が自由に配置された抽象画
ヴァシリー・カンディンスキー (Wassily Kandinsky)、何を表現しているのか絶対に分からないカンディンスキー。この作品のタイトルはBlack Spot Iだ。
暗い背景に様々な色と幾何学的な形が混ざり合った複雑な抽象画
様々な色と幾何学的な形が調和した抽象画の作品
口を開けているライオンの形をした陶磁器の彫像
ふふふ、唯一欲しかったもの
青い模様が描かれた白い陶磁器のティーポットと小さな人物の彫像
華やかな金色と黒の小花模様が描かれた赤い丸い木製の器
泥道を歩く人々と馬に乗った人々を描いた風俗画
アンドレイ・リャブシュキン (Andrei Ryabushkin)
三日月が出ている薄暗い夕暮れの川辺の風景を描いた絵
アルヒープ・クインジ (Arkhip Kuindzhi)
ひざまずいている人や剣を持った人など、複数の人物が登場する歴史画
イリヤ・レーピン (Hya Repin)
建物の前の階段に集まっている多くの人々を描いた大型の絵
ヴァシリー・ポレーノフ (Vasily Polenov)
駅のプラットホームに集まっている無数の人々を描いた大型の油絵
コンスタンチン・サヴィツキー (Konstantin Savitsky)
赤い頭巾を被った女性と周囲の人々の顔が描写された油絵の部分拡大
駅のプラットホームで別れの挨拶を交わす人々を描いた油絵の部分拡大
戦争に参加する悲しみが本当によく表現されているようで、かなり長い間見入ってしまった。
幼い子供を支えながら歩かせる女性の姿を表現した白い彫像
フョードル・カメンスキー (Fyodor Kamensky)
雪に覆われた野原に倒れた兵士たちと遠くに見える山を描いた大型の油絵
ヴェレシャーギン (Vereshchagin)
皇帝アレクサンドル3世ロシア美術館と書かれた金色の文字とその下に置かれた胸像
ここにもプーシキンを讃える場所がある。本当にロシアの人々はプーシキンを愛しているようだ。
華やかな彫刻と装飾で飾られた高い天井と自然光が入るガラス窓
高い柱と大きな窓がある廊下に展示された複数の彫像
火山の噴火から逃げる人々の混乱した様子を描いた大型の名画
カール・ブリューロフ (Karl Brullov)、ポンペイ最後の日。ガイドブックにも説明がある有名な作品だ。
荒波が打ち寄せる海と難破船を描写した大型の風景画
イヴァン・アイヴァゾフスキー (Ivan Aivazovsky)
赤い壁に複数の絵が掛けられ、中央にブロンズ像がある博物館の内部展示室

ティムールが会社に戻らなければならなかったので、全部は見きれずに外に出た。やはり一緒に見て回る人、特に説明してくれる人が隣にいると、美術館見学はかなり面白い。またしても彼に世話になってしまった。

白い柱が並ぶ黄色い外壁の壮大な博物館の建物の外観
高い花崗岩の台座の上に建てられた男性の銅像とそのろに見える黄色い建物
片手を前に伸ばして立っている男性のブロンズ像
外に出るとプーシキンの銅像がある。どこに行ってもプーシキンがいる。

経費

総経費 1680RUB, $160, €20

旅行総経費 525,936원 + 45,931RUB + $312.26 + €20


#カンディンスキー #マレーヴィチ