アテネ旅行記:ハドリアヌスの凱旋門、ゼウス神殿、パナシナイコスタジアムを巡る
アクロポリスから国立庭園へ向かう道には、ゼウス神殿やマラソンで有名なパナシナイコスタジアムがあります。ギリシャ神話にはあまり詳しくないですが、どれも聞いたことのある名前だったので見物してみることにしました。
ゼウス神殿のすぐ目の前、道路の真ん中に古びた門がぽつんと建っています。これがハドリアヌスの凱旋門です。(凱旋門と呼ぶのは、トルコに別の「ハドリアヌス門」があるからです。)アテネに来て一番興味を惹かれた人物が、このハドリアヌスです。アテネ出身でもないのに、アテネだけでもハドリアヌスの図書館やハドリアヌスの凱旋門など、彼を記念する建築物が2つもあります。ローマ帝国の絶頂期であるネルウァ=アントニヌス朝の中でも、最も繁栄した時代を築いた皇帝です。他の皇帝たちが征服よりも平和を重んじたのに対し、ハドリアヌスは征服にも焦点を当て、最も巨大なローマ帝国を作り上げたと評価されています。特に、他の皇帝たちがローマに留まることを好んだのに対し、ハドリアヌスは属州を絶えず訪問し、状況の把握に注力しました。
こうした属州訪問によって生まれたのが、アテネのハドリアヌスの凱旋門や図書館です。ハドリアヌスの凱旋門の北側には「ここはアテネ、テセウスの古代都市」と刻まれており、南側には「ここはテセウスではなく、ハドリアヌスの都市である」と刻まれているほどです。あんな文句の凱旋門を作って、どれほど誇らしかったことでしょう。



すぐ隣のゼウス神殿に入るには入場料が必要です。しかし、ギリシャの大らかな気前の良さのおかげか、外からでも丸見えなので、わざわざ入る必要性を感じません。(アクロポリスの共通チケットに含まれていますが、私はそのチケットを持っていたのに面倒で入りませんでした。)アテネという街の建物の色(だいたい白色)とこうした遺跡がとてもよく調和しているので、ギリシャに経済危機さえなければ、すべて無料で開放していたのではないかと思ったりもします。
ゼウス神殿もアテネ時代から建設が始まりましたが、700年以上かかった工事を完成させたのはハドリアヌスでした。本当にすごい皇帝です。規模はローマ時代を通じて最大の神殿だと言われていますが、ギリシャがあちこちの国に振り回されたせいで、現在残っているものはほとんどありません。100年や200年ではなく、千年単位で他国に占領されていた場所なので、仕方がない気もします。





ゼウス神殿の隣には、教科書でよく見たパナシナイコスタジアムがあります。もちろん、今の教科書にも載っているかは分かりませんが。
近代オリンピックが初めて開催された場所であり、2004年のアテネオリンピックでは、オリンピック100周年を記念してマラソン決勝のゴール地点に選ばれた場所です。(そして、アテネオリンピックのマラソンといえば、選手が襲撃されるという前代未聞の事件が起きたあの試合です)
約6分あたりでパナシナイコスタジアムに入ってくるシーンが見られます。ちなみにイタリアの放送なのでめちゃくちゃ騒がしいです。




アテネに来るなら、パナシナイコスタジアムは入場料を払って中に入ってみることをおすすめします。他の場所はただの野原みたいですが、ここは運動が好きな人なら少し感動を味わえる場所です。入場料を払えばトラックも走れるので、マラソン選手のように一周回ってみてください。(もちろん、すさまじい日差しのせいで、一周したら脱水症状になるかもしれませんが)
経費
- 洗濯洗剤 €1
- 昼食 €3.3
- グーディーズ(Goody's)ハンバーガーセット €5.7
合計経費 €10.0
旅行総経費 525,936원 + 47,999RUB + $639.96 + €547.07