オクス駅の絶品海鮮蒸し!「オクス・ヘムルチム・カルグクス」
職場で毎回「あそこは美味しい!」と力説するたびに、
「会社の近くのあのお店と似てますね」
とか、
「ここはそこまでじゃないような…」
と何度も言われてきた同僚が、「今回だけは自分を信じてほしい。もしハズレだったら酒もご飯も全部おごる!」と豪語した。みんな半信半疑だったが、「まあ、死人の願いだって聞いてやるっていうし」と、今回が最後だと思ってついて行くことにした。しかも今回は近場ではなく、オクス駅(ソウル)までやって来た。オクス駅の出口を出てすぐに見える建物の2階にあるお店だったのだが、「雑居ビルの中に美味しいお店なんてあったっけ?」という思いとともに不安がよぎった。

今日の挑戦メニューは海鮮蒸し(ヘムルチム)。正直、ヘムルチムがまずいというのも珍しいので、そろそろ「会社の近くのあそこでもヘムルチム売ってるのに…」と不満の声が漏れ始めた。しかも待ち時間がなんと30分。それでも今日は少ない方だという。少しドアの隙間から中を覗いてみると、年齢層も幅広く、気持ちよさそうに酔っ払っている人たちもちらほら見えて、少し期待感が湧いてきた。
長い時間が経ち、ついに私たちの席が空いたので、海鮮チヂミ(ヘムルジョン)とヘムルチムの大サイズを注文した。
キムチとトンチミ(大根の水キムチ)のスープを飲んで、ただ者ではないと感じたが、それでもまだ分からない。しかし、海鮮チヂミが出てくると、みんな「うわ〜〜ここ、本当に美味しい!」と拍手し始めた。


海鮮チヂミで期待感が最高潮に達した時、ついに待望のヘムルチムが出てきた。5人なので大サイズを頼んだのだが、本当に「うわ!めっちゃ多い!!」と叫んでしまうほど、とんでもない量が出てきた。ヘムルチムの上にタコが1匹、蛇のようにとぐろを巻いているのが、本当に普通ではないビジュアルだ。おばちゃんの見事なハサミさばきが終わった後、みんなで一口食べたのだが、またしても拍手喝采が起きた。ヘムルチムといえば、いまだにファヤンドン(建大入口近く)のトンヘヘムルが最高だと思っていたが、やはりソウルには美味しいお店が多すぎる。この2軒のうちどちらが良いかと聞かれたら、選べないほどだ。他のお店は、海鮮を少し食べるともやしばかり残って、もやしの和え物を頼んだのかヘムルチムを頼んだのか分からなくなるが、名店だと思うこの2軒はむしろ逆だ。
「オクス・ヘムルチム・カルグクス」は認定!残念な点があるとすれば、20時30分がラストオーダーで、21時30分に閉まってしまうことだ。会社員が急いで行って食べるには、時間が短すぎると思う。


