フィリピン・パラワン島の世界自然遺産!過酷な道のりを超えて行くアンダーグラウンド・リバーツアー
初めての非正規ツアー(モグリのツアー)の結果が大満足だったので、今回の旅行のハイライトであるアンダーグラウンド・リバー(地下河川)ツアーもかなり楽しみだ。昨日と同じく、午前8時に到着すると言っていたツアーの車は時間になっても来ない。でも昨日と違って「絶対に来ることは来る」という確信があったので、穏やかな気持ちで待つことができた。予定時間をだいぶ過ぎて到着した1台のバン。すでにたくさんの人が乗っている。しかし、私たちを乗せた後もさらに3ヶ所に寄り、席をぎゅうぎゅうに満席にしてから出発した。ここまでは、まあどこに行ってもあり得ることだから気にしなかったが、問題は道だ。山を越えなければならなかったのか、くねくねした道を1時間以上走っていると、前に座っていた黒人女性の具合が悪そうだ。ヨーロッパで周りの人に配慮しながら走るバスに乗っていたのに、アジアのドリフト走行を実際に体験したのだから、胃腸が黙っているはずがない。途中で止めてくれと言い出し、後ろへ慌てて駆け込んで朝ごはんを全部吐いてしまった。みんなそれを見ながら、それぞれ違う言語だけど「ああ…どうしよう…」と心配し、彼女がすっきりして戻ってくると、やはりそれぞれの言語で「大丈夫?」と声をかけていた。その後も吐く人が続出し、車は何度か停まった。長くて険しい道のりだったが、結果的に戦友愛と悲壮感が漂う旅へと変わり、中間地点の休憩所までみんな無事に(車内では吐かずに)到着して、ワハハと笑い合った。




すぐにアンダーグラウンド・リバーツアーをするのかと思ったら、そうではなかった。行く途中でアクティビティを一つこなし、ご飯を食べた後に地下河川を見るというガイドの言葉とともに、すぐアクティビティの場所に到着した。船に乗るのは無料だが、ジップラインは追加料金がかかるという。どうせ地下河川でも船に乗るし、ガイドも「自分ならジップラインに乗る」と言うので、ジップラインを選んだ。追加料金が1万ウォン程度と、それほど高くなかったのも決め手になった。




ジップラインは道のりがとても遠く、「一体いつまで歩けばいいんだ」と嘆きたくなる頃に到着する。でも、短くはなく、かなり長いジップラインが広がっている。海を切り裂くように反対側の島へ渡るのだが、その景色がとても美しい。ジップラインというものに初めて乗ったけれど、スピード感も悪くないし、景色も良くて涼しいので大満足だ。写真のようにカップルは一緒に乗るのだが、ほぼ到着した時に写真も撮ってくれるので、すごく良い写真が1枚手に入る。もちろん、ただプリントアウトするのに1万ウォンほど払わなければならないが。


みんなそれぞれのアクティビティを終えると、お昼ご飯を食べに移動する。ビュッフェ形式で食べるのだが、味は特に美味しくはない。暑いからかもしれないが、完全に食欲をなくした感じだ。それでもこの食事場所が結構重要なのは、ここから地下河川へ向かうボートに乗ることになるからだ。ご飯を適当に食べていたら時間がかなり余ったので、ずっと一緒に行動していたフィリピン人と話をした。クラークから来たと言うので、あっちとこっちどっちが良いかと聞いたら、当然パラワンが良いと言う。フィリピン人も休暇や新婚旅行で来るのがパラワンで、クラークは見るものが何もないと言い、周辺の東南アジアと比べてもここが最高だそうだ。数日回ってみて、実際にそう思う。人々もすごく良い人たちだし、客引きもない。談合や詐欺まがいのことはあるにはあるが、ある程度合理的な価格なので簡単にOKと言える。フィリピンはこれまでセブやマニラに行ったせいか、あまり良くないという認識が強かったけれど、パラワンに来て180度変わった。それでもセブとマニラには行かないけど


人々を待つ、地下河川へ向かうボート。島まで送り届けてくれるだけだ



島に到着すると、大きな案内板が一行を出迎えてくれる。みんなそこで写真を1枚撮り、砂の道に沿って島の奥深くへと入っていく。少し歩いて入っていくと、透明な海水が見え、変わった形をした岩島が見える。その下を船が行ったり来たりしているのを見ると、あそこが地下河川のようだ。川というからには淡水なのかなと少し舐めてみたが、しょっぱいとも真水だとも言えない微妙な味だ。後で説明を聞いて分かったことだが、コウモリがたくさん排泄をしており、まだ解明されていないことも多いので、健康上の理由から水には触らないようにと言われているらしい…(泣)



到着してヘルメットとライフジャケットを受け取り、順番を待っていると突然雨が降り始めた。森が鬱蒼と茂っているので、適当に木々の間にいると天然の傘になってくれる。こういう素晴らしい自然を見ると、妙に気分が良くなる。木の下で落ちてくる雨を眺めていると、私たちが呼ばれた。短い注意事項を話し、雨が降っているから早く入ろうと、私たちよりも急かしてくる。中でやってはいけないことといえば、「うわぁ〜」と大声を出したり、水や石に触ったりすることだ。やはり失われやすい自然遺産であり、その中でも洞窟に関するものなので慎重になっているようだ。しかし、いざ入ってみると、観覧客よりも案内員の方がうるさくてふざけている。



耳につける音声ガイド機は韓国語のものを貸してくれたので、とても快適に説明を聞くことができた。もしもっと良いイヤホンを持って旅行に行っているなら、絶対にそれを持っていくことをおすすめする。イヤホンの質が悪いせいか、途中で音がこもって聞こえなくなることがあった。洞窟には本当にたくさんのコウモリがいる。頭の上に止まることはないが、頭の上にフンは落としてくる。静かに船が進むと、水面に「ポチャン、ポチャン」とコウモリのフンが落ちる音が聞こえ、本当に運が良ければ(?)体に当たることもある。石筍が育って形成されることくらい、ここではごく当たり前のことだ。本当に大きな石筍がイエス・キリストやその他の形をしていて、道しるべとして使われるほどだ。洞窟探検の何が面白いのかと思うかもしれないが、ユネスコに指定された洞窟だけあって、見ていると自然に口が開いてしまう。単純に不思議だというだけでなく、自分の国のものじゃないにもかかわらず、本当にこれはしっかり残してほしいと思うほど驚異的だ。ぜひ一度行ってみてほしい。





