ハプチョンのワインバー「Le Phare」雰囲気、料理、マスターが素晴らしいお店
クリスマスイブということで、家族の集まりでソンス(聖水)駅周辺へ行った。ご存知の通り、クリスマスイブは予約なしの人間には30分歩き回っても席など与えられない超絶ピークシーズンだ。そうやって歩き回った末、路地にある小さなワインバーの前のメニュー板が目に留まった。ワインだけかな?と恐る恐る覗き込むと、ステーキだ!ステーキを売っている!!そっとドアを開けてみると、席には余裕がありそうだった。しかし、それでも緊張の糸を緩めることはできなかった。これまで立ち寄ったお店はどこも半分しか席が埋まっていなかったのに、私たちはどこにもお尻を落ち着けて食事をすることができなかったのだから。
(少し心配そうに)「あの、席空いてますか?」
「カウンター席でもよろしいでしょうか?」
「ダメな理由なんてありません。ステーキを出してくれるだけで、もう本当にありがとうございます」と思いながらたどり着いたのが「Le Phare(ル・ファル)」だ。なぜルファルと続けて書いたのかは分からない。
調べてみると日本語では「灯台」という意味で、正しく発音すると「ル・ファ〜」になるらしい。まあ、こんなことは食べるのには全く関係ないので、さっそくメニューと料理の写真を載せていく。

















最近のレストランはどこも料理が上手だし、私自身あれこれ吟味して食べるほどスタンダードの高い舌を持っているわけではないので、これくらいのクオリティの料理なら私にとっては最高級だ。特に牡蠣は少しでも生臭いと苦手なのだが、今日食べた牡蠣は本当に美味しくいただけた。その上、値段が惜しくないほど量もたっぷり出してくれた。
料理も良かったが、サービスが本当に素晴らしかった。私たちをカウンター席に座らせたのが申し訳なかったのか、注文からトイレの案内、お水のサーブまで丁寧にしてくださった。「マスターのおかげでとても良い時間を過ごせました」というのは非常にありふれた言葉だが、今日感じた気持ちをそのまま伝える言葉だ。特に今日のような日に、母に関連するワインを勧めてくれたのは本当に最高だった。私がワインを飲み歩いて色々なオススメを受けてきた中で、こんなに完璧な理由を添えて勧めてくれたのは初めてじゃないかと思う。
主に恋人と行くことが多いだろうが、家族同士で静かに夕食を過ごすのにも良い場所だと思う。空間が広すぎず、照明の配置が目の前の人に集中できるようになっているので、家族パーティーのような小さな集まりによく似合う空間だ。もちろん会社の飲み会にもとても良い場所だが、ベンベンサゴリ(江南の交差点)すら遠いと反対するうちの会社の人間たちが、こんな遠くまで来てワインを飲むとは到底思えない。
亡くなったピーターの母、Merceを称えるためのワイン。母の日や両親の誕生日に贈ると良さそうなワインだ。