冬の済州島旅行:ユネスコ世界自然遺産「城山日出峰」に登ってみた
昨日から天気が変わりやすかったが、今日になってもその状態が続いている。済州(チェジュ)島は過ごすには本当に良いところだけれど、風が強すぎることと、天気がどうなるか全く予測できない点は不便だ。特に風は、済州を代表する三多(石、女、風)の一つである理由を遺憾なく見せつけてくれる。ソウルでは冬に冷たい風が頬を打つと「刃物のような風(カルパラム)」と言うが、済州の風は刃物ではなく鈍器だ。風が頬を打つというレベルではなく、体重を乗せて振り抜いたストレートパンチを顔面にまともに食らったような感覚だ。
こんな風に風が強く、晴れていたかと思えば突然雪が吹き荒れる天気の中、済州にあるユネスコ世界自然遺産の一つ、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)に行くことにした。これまで済州島には4、5回は来ていると思うが、城山日出峰に登るのは初めてだ。いつも城山日出峰の近くに来ると、日出峰という名前の通り日の出を見に来ようと思っていたものの、これまで一度も日の出前に起きられず、登ったことがなかったのだ。今回も日の出前には起きられなかったが、必ずしも日の出だけを見る必要はないだろうという言葉に押され、初めて登ってみることにした。幸いなことに、日出峰に到着すると空が晴れてきて、登る気分も良く、景色もよく見えた。やはり旅行において重要なポイントの半分は同行者であり、残り半分は天気だ。もちろん、比較にならないほど一番重要なものとしてお金という存在があるが












半分ほど下った頃だろうか、また雪が吹き荒れてきた。遠い海から雪雲が押し寄せてきたかと思うと、あっという間に日出峰を覆い尽くした。この光景は、バイカル湖で突然天気が変わる様子と全く同じだった。突然雪や雨が降ってきても、都市にいる時は全く恐怖を感じない。ただ「傘を持ってきてないのに、急に降ってきて面倒だな」とイライラする程度だが、海や大きな湖で天気の変化に恐怖を感じる理由は、その前に見せつけられる空と波と風の変化のせいだ。自分の立っている場所は晴れているのに、遠くの暗い影のような雲がこちらに向かって全力疾走してきて、その雲の下の海は咆哮しながら水を上へと巻き上げる。あんな姿を見たら、本当に龍が昇天すると信じてしまうのも無理はない。水辺に住む人々がいつも口癖のように「自然は恐ろしい。天気が怖い」と言う理由が、今ならはっきりと分かる。

