韓国で最も美しい森の道「サリョニ森の道」を歩く(済州島)
タイトルに「韓国で最も美しい森の道」と書いたのは私の個人的な感想ではなく、政府が指定したものだ。国が指定した森の道へ行くため、今日も早起きして出発の準備をした。昨日久しぶりに筋肉を使ったせいか、みんな悲鳴を上げながら起きた。それでも「昨日の漢拏山(ハルラサン)は結構よかったし、今日はもっと素晴らしいはず」と気合を入れるうちの家族、なかなか素敵だ。ただ、天気が味方してくれない。西帰浦(ソギポ)の海に雪が舞い始めた。

車を走らせて数分経っただろうか。カーナビが到着を知らせてくれた。サリョニ森の道(サリョニスプキル)の駐車場は遠く離れていて、駐車場に車を停めてシャトルバスで行き来するシステムになっている。なぜこんな面倒な作りにしたのか全く理解できないが、とにかくシャトルバスを待たなければならない。雪が降ったり止んだりを繰り返している。森の道を歩く時は降らないといいんだけど。





森の道は予想以上にずっと良かった。道も平坦で歩きやすく、観光客も少なくてまるで貸し切りのようだ。道がとても長いので、半分も行かずに引き返すことにした。森の道とは言っても、5kmもある道を往復して歩くのは癒やしではなく挑戦だ。中国からの旅行者が多いからか、済州島を旅行していると、時々びっくりするほどスケールの大きいものを見かける。

















森の道をある程度散策して、サリョニ森の道のシャトルバス乗り場に戻ってきた。ところがなんと、バスが運行していない。雪の影響で整備が必要なうえ、ちょうどバスが通り過ぎたばかりなので、かなり長く待たなければならないと知らされた。バスに乗って10分もかからなかったので、私たちは待つより歩くことにした。私たちはその選択をする前に、済州島の内陸部の天気がどう変わるかを知っておくべきだった。







中間あたりを過ぎた頃だろうか、雪の降り方がかなり深刻になってきた。ソウルでは雪がたくさん降っても風が強く吹くことはあまりないので綺麗だと思っていたが、済州島は違う。「これ、雹(ひょう)じゃない?」と思うほど激しく降ってきて、顔は凍傷にかかったように真っ赤になり、鼻水、涙、あらゆる水分が出始めた。雪と山風が合わさると本当に恐ろしいということを身をもって感じた。済州島でこれなら、蓋馬高原(ケマ高原:北朝鮮の寒冷地)はいったいどれほどなんだろう。






