サンクトペテルブルク旅行記:ドストエフスキー『罪と罰』の足跡をたどる
夜に開催されるサンクトペテルブルク建都記念祭に行くことを思うとワクワクするが、いざ日が昇っている昼間は何をしようか途方に暮れてしまう。こんな時は、とりあえずご飯から食べよう。


なぜもっと早く食べなかったのかと悔やまれるほど美味しいパンを食べながら、どこへ行こうか悩んでいた時に思い浮かんだのがドストエフスキーだ。ほとんどの作品の舞台となっているほど、サンクトペテルブルクが誇る世界的な作家、ドストエフスキー。『罪と罰』に登場する建物や道路などは、実際に彼が住んでいた場所の近くの地名を使ってリアリティを極限まで高めたそうだ。イルクーツクからモスクワへ向かうシベリア鉄道に乗った時、スンジュン兄さんとドストエフスキーについて語り合って以来、ぐっと関心が高まっていた。さらに、ガイドブックにも専用のページが割かれているほどドストエフスキーゆかりの建物がよくまとめられていたので、昼間は『罪と罰』の世界に浸ることにした。








『罪と罰』の主な舞台であるセンナヤ広場、質屋の老婆、ソーニャ、そして主人公ラスコリニコフの家が集まっているエリアに到着した。地図を見ながらたどり着いたセンナヤ広場は、すでに本に描写されている内容とはまったく違う姿だった。市場のようにごちゃごちゃしている部分は似ているが、広場という言葉が色褪せるほどその周辺がかなり発展している。少し残念な気持ちを抱えながら家が集まる場所へ向かって歩いていると、コクシュキン橋が見えてきた。


橋を渡るたびに変化したラスコリニコフの心情を感じるため、できるだけゆっくりと橋を渡った。ガイドブックに書かれている通り、冬の橋の姿の方がより『罪と罰』の背景に似ている気がする。夏のコクシュキン橋は、不思議なことに渡るほどに穏やかな気分になり、座りたくなってくる。


もう少し歩くと、73番地のソーニャの家があった。ソーニャの家までは何の案内板もなかった。おまけに建物も古いものではなく、ビルに近い家だ。





ドストエフスキーの家には予想に反して小さな記念碑があるだけだ。しかも一般の住宅として使われているため、中に入ることもできなかった。博物館として使われているのではないかと予想していたが、完全に外れた。しかし、ラスコリニコフの家にはレリーフと石板があり、私のようにカメラを片手にドストエフスキーの足跡をたどる人々が順番に写真を撮るスポットになっていた。



すべて再開発されていて本で読んだような雰囲気を感じることはできなかったが、ここで人間がどう生きるべきかについて苦悩した大作家の息遣いを少しでも共有できたことに満足している。
経費
- 28日までの部屋代 300R
- 昼食 135R
- ダナにタバコを買ってあげた分 115R
- 夕食 95R
- ペテルブルクへのバス 20E
総経費 645RUB, €20
旅行総経費 525,936KRW + 46,558RUB + $312.26 + €40