ソウル・龍山のミシュラン掲載店「オグンネタッカルビ」
ミシュラン、つまりミシュランガイドに掲載されているお店に行く前に検索してみると、いつも賛否両論が激しい。「美味しくないのになぜミシュランなんだ」「サービスが最悪なのになぜミシュランなんだ」などなど、個々人が重要視する名店の基準に少しでも満たないと、非難の書き込みが次々と上がってくる。お店の主人はそれでも確実に宣伝になるから構わないだろうが、いざ行こうとする側は悩んでしまう。
「オグンネタッカルビ」は、そういった非難が最も少ない部類に入るお店だ。この前、江辺(カンビョン)で食べたタッカルビと食べ比べてみようと、昼間のニートの集まりをオグンネタッカルビに決めた。地下鉄の駅から遠く、アクセスが非常に悪い本店で食べるには、1時間待ちは軽く超える。カップルの場合、たいてい待っている間に目の前にある線路で写真を撮って遊んでいる。それでも今日は平日のランチタイムで、少し遅めに行ったからか、すぐに食事することができた。




席に着くやいなや、悩むことなくタッカルビ2人前にラーメンサリ(追加用ラーメン)を1つ追加。タッカルビの定番ルールで注文した。お客さんが少なかったからか、前に来た時よりも料理が早く出てきた。ずっとかき混ぜてね、という言葉とともに店員さんは去っていく。おしゃべりしながらずっとかき混ぜるのだが、これが結構長くやらないといけない。「ちょっと腕が痛いな」という程度ではなく、両腕が全部抜けそうになる頃になって、ようやくラーメンサリを入れてくれる。
ついに食べられる時間。オグンネタッカルビは、サンチュに包んで食べるよりも、そのままつまんで食べる時が美味しい。味が濃すぎないので、ラーメンも鶏肉もそのままパクパク食べるのが美味しいのだ。サンチュで包むなら、お肉を2つは入れないと味が感じられない。それくらい柔らかくて辛くなく、それでいて赤身肉のモチモチとした食感は生きている。最後は当然ポックンパ(炒飯)なのだが、ずっと箸が止まらなくて、ポックンパのことを忘れて鉄板を綺麗に空っぽにしてしまうこともある。
一緒に出てくるおかずは、1、2回食べるかどうかといったところ。タッカルビを食べるのに忙しいのもあるし、野菜も鉄板で炒められたキャベツやエゴマの葉の方が美味しい。






他のタッカルビと確実な違いがあるような、ものすごいタッカルビというわけではないが、タッカルビといえば真っ先に思い浮かぶお店だ。ヤンニョムがすごく辛そうに見えるが、そうでもない。タッカルビという韓国にしかないであろう料理でありながら、外国人が来て食べるのにもちょうどいい辛さだから、ミシュランに選ばれたのではないかと思う。食べてみると、焼酎よりはビールが似合う、刺激的すぎない味だ。
ビブグルマンに選ばれているのに価格設定が悪魔的なお店も多いが、そこまでではない。もちろん、タッカルビにしては他のお店より少なくとも1,000ウォンは高い。それに、夜や昼時に来ると本当に極悪な待ち時間を経験することになる。また、彼女と来ることになったら、一生懸命かき混ぜていなければならない。あれこれ欠点はあるけれど、タッカルビが美味しいということ、この一つの長所がとても大きい。
包み野菜も必要なく、タッカルビだけを食べた時にちょうどいいタッカルビ屋さんなので、人数より1、2人前多く注文するか、ポックンパを絶対に食べることをおすすめする。待ち時間さえなければ毎週食べたいくらいだが、なかなかそうもいかない。